武道の心


自分を大切にするということ
 私にとって、自分を大切にするということは、常に緊張感を伴った心と体のバランスを一番良い状態に保つということである。

志と野望は違う
 自分の目標、目的が多くの人達を活かすことにつながる。これが志だと私は信じている。
 志とは、字の如く武士の心である。
 逆に、自分の目的を達成する為なら、手段を選ばず、人を踏み台にしてでも自分がはい上がることだけを考える。これが野望だと私は思っている。
 道場生には是非、志を持って努力精進して欲しい。
 やがて必ず自分達の時代がやってくる。


大器晩成
 私は21歳の時、初めて大山倍達総裁から一筆書いていただいた。
 その四文字が「大器晩成」であった。
 当時まだ21歳の私は「大器晩成」という四文字に違和感をおぼ
えずにいられなかった。
 しかし、今はその四文字が、私自身の稽古の源になっている。
 偉大なる師は、何もかも見越していられたのである。
 「私から稽古を取ったら何も残らない」と。


空手家への道
 常に「心・技・体」の整った本物の空手家になろうと思い、努力している時が、空手家への道であって、その努力を怠ったら、空手家への道も消えてしまう。

努力は必ず報われる
 大切なことは、それを信じることである。
 信じて信じて信じ抜くことである。
 努力とは、自ら進んで苦労を学ぶことである。

極真会館大石道場 2006年機関紙より














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